片手でも簡単に食事を取りたい!リハビリスタッフがオススメする便利グッズ

食事

脳卒中後や利き手の交換後、日常の食事が課題となることが多いです。

そんな方々のために、食事をより快適かつ安全に摂るための自助具をまとめてみました。

今回は片手で使いやすい食器や安定感のある食事用トレーなど、食事を支援するためのアイテムを紹介します。

利き手の変更や身体的な制限にかかわらず、美味しい食事を楽しむための道具を見つけましょう。

食器類

自助食器

利き手、非利き手に関わらず片手では食器を支えることが難しいため、

片手で食事を取ろうとすると必ず起きるのが、食べこぼし問題です。

その際におすすめなのが、この自助食器です。

病院に入院されていた場合は同じような食器を使われていたのではないでしょうか。

私の経験則ですが、病院の自助食器は中途半端なものが多く食べこぼしが発生しやすいですが、

中にはこの商品のように滑り止め機能+返しと丁寧に作られている物もあります。

毎回食べこぼしが出て、大変な場合はオススメなグッズです。


自助コップ

毎日の飲水は欠かせませんが、年齢を重ねると手の震えや握力の問題でコップを持つことが大変になることがしばしばあります。

陶器やガラス製のものは落とした際に割れて大変危険です。

ダイソーなどに簡易なプラスチックコップもありますが、毎日使うものだからこそ使いやすいものを選んでほしいです。

このコップはとにかく持ちやすいです!また滑り止めがついており、落としにくくなっています。

また蓋があり、ストローもさすことが出来ます。

最後にコップを持っても熱くない!これが結構おすすめで、脳卒中や脊髄損傷などで感覚障害が出現してしまうと、熱いものを持ってもわからず。知らず知らずのうちにやけどをしていたなんて場面がしばしばあります。

毎日の飲水を安心、安全に行うためにおすすめなグッズの一つです。


「何とかして箸で食べたい」という方に…

手先の感覚がわかりにくくなったり、細かい動きが難しい場合は自助箸がオススメです。

蕎麦やラーメンなど麺類を食べる際にも軽々行えます。

トングのように箸が固定されており、簡単に操作できます。


スプーン

通常のスプーン使用が難しい方はこちらもおすすめです。

持ち手を太くしているため、指先の拘縮や握力の低下があっても持ちやすくなっています。


その他オススメ自助具

トレー

多くの病院で使われているであろう

この滑り止めのついたトレーもおすすめです。

食べこぼした際の手入れが簡単であり

歩行器で料理を運ぶ際は1度で済みます。

さらに滑り止めのついたトレーは食器を押さえることが出来ます。


まとめ

脳卒中後や利き手の交換後の方々が日常の食事をより快適に楽しむための自助具を紹介しました。

片手で使いやすい食器類やや、安定感のある食事用トレーなど、様々なアイテムがあります。

今回紹介した自助具はどれも食事をサポートするために設計されています。

利き手の変更や身体的な制限があっても、これらの自助具を利用することで、食事を楽しむことができます。

自身のニーズや好みに合わせて、適切な自助具を見つけ、日々の食事を快適で充実したものにしてください。

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