ここ最近トロミ付き乳飲料が話題となっています。
今回はなぜ話題に上がっているのか簡単に解説してみました。
なぜとろみ付きの乳飲料が話題となっているのか
ひまわり乳業
今回、話題になっているのはひまわり乳業から発売されている
「とろみ付き乳飲料」です。
乳飲料とは牛乳に乳製品以外のものを混ぜたものになります。
実は業界で初めてとろみをつけた乳飲料が発売されました。
牛乳だけでなく、コーヒーも同時に発売されているようです。
とろみのレベルは日本嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類2021における
段階1薄いとろみに該当します。
ひまわり乳業株式会社 | とろみ付き乳飲料 (himawarimilk.co.jp)
とろみとは
食事や飲み物などの流動物質に加えられる、とろっとした質感や粘り気のことを指します。
高齢者が使うとろみは、主に食事や飲み物の摂取を支援するために用いられます。
高齢者の場合、嚥下(えんげ)機能の低下や誤嚥(ごえん)の危険性が高まることがあります。
そのため、食事や飲み物をとろみのある状態にすることで、嚥下しやすくし、誤嚥を防ぐ助けとなります。
とろみ剤やとろみ調整剤が一般的に用いられ、これらを食事や飲み物に添加することでとろみを調整します。
とろみがつきにくい飲料
実はとろみがつきにくいものは意外と多いです。
ジュースや牛乳、乳酸菌飲料に味噌汁などが当てはまります。
通常のお茶や水と比較すると少し手間が増えてしまい、介護の場面では敬遠されてしまうことが多いです。
まとめ
今回はSNSで話題となっているとろみ付き乳飲料についてまとめてみました。
乳飲料に事前にとろみをつけて販売しており、医療や介護現場では大変ありがたい商品です。
飲み込む力が弱くなっても牛乳が飲みたい!って人にはぴったりです。
高知県、愛知県での販売が主なようですが、今後このような流れが広がっていくとよいですね。
ジュースに関してはネットにも販売されていました。
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